役立ちNEWS解説 2010年3月5日掲載

 建設労働者緊急雇用確保助成金


新しい助成金『建設労働者緊急雇用確保助成金』が創設されました!

平成22年2月8日より、『建設労働者緊急雇用確保助成金』という新しい助成金が創設されました。この助成金は以下のとおり、中小建設事業主向けの「建設業新分野教育訓練助成金」と、建設業以外の事業主が建設業離職者を雇用した際に支給される「建設業離職者雇用開発助成金」、の2つに分かれています。



(1)建設業新分野教育訓練助成金


建設労働者の雇用を維持しながら、建設業以外の事業に従事するために必要な教育訓練を実施した中小建設事業主に対し、次の助成金が支給されます。

  • 教育訓練の実施経費の2/3(1日当たり20万円、60日分を限度)
  • 教育訓練を受講した労働者の賃金に対し1人1日7,000円(上限。60日分を限度)


(2)建設業離職者雇用開発助成金


建設業以外の事業主で、45歳以上60歳未満の建設業離職者を公共職業安定所等の紹介により、継続して雇用する者として雇い入れた事業主に対し、次の助成金が支給されます。

  • 中小企業事業主 90万円
  • 中小企業事業主以外の事業主 50万円

※雇入れから6か月経過後及び1年経過後に半額ずつ支給する。


(2)の「建設業離職者雇用開発助成金」の方は、多くの企業で利用できる可能性があります。特定求職者雇用開発助成金のように、該当者を雇えば、ハローワークより申請用紙が送られてくるそうです。年齢の制限はありますが、ご利用を考えてみられてはいかがでしょうか。

■リーフレットは、こちらからダウンロードできます。(PDF:108KB)